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背戸峨廊(せどがろ・江田川)の風景 sk 1

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江田3地区では、残しておきたい懐かしい写真などを探しています。お心当たりのある方はご連絡下さい。(アカヤシオサロン・江田区長)


残しておきたい風景がある…

背戸峨廊の風景

●背戸峨廊(せどがろ)の名称は小川町出身のかえるの詩人・草野心平氏(記念館)の命名によるもので、夏井川渓谷の支流の一つである江田川のことを呼んでいます。奇岩怪石と大小10以上もの滝が続き、激しい流れと瀞が変化に富んだ景色を作り出しています。「背戸峨廊」はコース途中に鎖場や梯子があり、濡れた石の上を歩くところが多々あり、大変滑りやすくなっております。登山靴・トレッキングシューズ、手袋等の装備をしっかりと入山ください。「トッカケの滝」より先は危険な場所が多いため、初めて入山される方は無理をせず「トッカケの滝」を目標にしてください。

スライドショー【 1 】【 2 】【 3 】
※1点ずつ見たい場合は、サムネール画像をクリックしてください。

写真提供「迸る水」MUTYO氏


009 廻り淵

010 無名滝

011 トッカケの滝

012 釜ん淵下流の滝

013 片鞍の滝

014 竜門滝

015 黄金とろかし

016 黒鍋の淵

017 竜の寝床

018 鹿の子滝

019 見返りの滝

020 三連の滝

200531 トッカケの滝

200531

200531

●コース 所要時間:4時間程度 ●MAP
●入山時間 春・夏:午後2時まで / 秋・冬:正午まで
駐車場〜屏風岩〜廻り淵〜トッカケの滝〜釜ケ淵〜片鞍の滝〜竜門滝〜黄金とろかし〜黒鍋の淵〜竜の寝床〜鹿の子滝〜見返りの滝〜三連の滝〜展望広場〜休憩所〜駐車場

●背戸峨廊への入山禁止(トッカケの滝までは入山可能)
東日本台風の大雨に影響により、夏井川渓谷「背戸峨廊」(小川町上小川字江田川向地内)において、登山道の一部が損壊したことから、入山者の安全確保のため、復旧までの間、背戸峨廊への入山を禁止しておりましたが、一部区間について通行可能な状態となったことから、トッカケの滝までの区間を入山可能となりました。
なお、トッカケの滝以降の区間については、東日本台風の大雨の影響により、大規模な土砂崩れが発生する等、大変危険な状況となっていることから、引き続き入山禁止となります。 (2020年10月26日現在 いわき市観光サイトより確認)


200531_153

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001 駐車場トイレ

002 遊歩道

003 遊歩道

004 峨廊橋

005 案内板

006 登山口駐車場トイレ

007 背戸峨廊碑

008 野鳥看板
他のサンプル写真
101〜137
写真募集中

●以下、ブログ「磐城蘭土紀行」2017年12月6日水曜日より、オフライン閲覧のため転載させて戴きました。(江田地区長 丹野)

背戸峨廊(せどがろ)のいわれ (ブロガー タカじい様)

JR磐越東線江田駅の近くで江田川が夏井川に合流する。江田川は別名・背戸峨廊(せどがろ)。台風21号の大雨の影響で登山道の一部が損壊し、トッカケの滝から先が入山禁止になっていた。きのう(12月5日)、それが解禁された。
同じ日、県紙に大学名誉教授の長文エッセーが載った=写真。背戸峨廊と草野心平をたたえるものだった。「背戸峨廊」に「せとがろう」とルビが振ってある。がっくりきた。また誤読・誤称が読者の間に広がる。

近年、「せとがろう」から本来の「せどがろ」に正す動きが出ている。市役所や観光まちづくりビューローが発行する冊子、ネット発信情報には「せどがろ」とルビが入ることがある。NHKは3年前(2015年)の10月23日から「せどがろ」に変わった。いわきの地域紙も「せどがろ」だ。そのへんの動きには敏感な県紙のはずだが、悪しき前例踏襲がネックになっているのか。
おやっと思ったのがもう一つ。エッセーに添えられた水彩画は夏井川渓谷の「籠場(かごば)の滝」である。わきを通る県道小野四倉線からの景色そのものだ。背戸峨廊なら「トッカケの滝」だが、トッカケは滝が高く、滝下の流れも透明で浅い。

「背戸峨廊」の読みが「せどがろ」である理由を、拙ブログで何度か言及した。今度もしつこく再掲する。

*草野心平のいとこに、長らく中学校の校長を務めた草野悟郎さん(故人)がいる。「縁者の目」という随筆に「背戸峨廊」命名のエピソードを書き残した。敗戦後、心平が中国から帰郷する。すぐ村を明るくするための集まり「二箭(ふたつや)会」ができる。地元のシンボル・二ツ箭山にちなんだ名前だ。二箭会は、村に疎開していた知識人の講演会や、村民歌(「小川の歌」=作詞は心平)の制作、子供たちによる狂言、村の青年によるオリジナル劇の上演などの文化活動を展開した。夏井川の支流・江田川(背戸峨廊)を探索して世に紹介したのも「二箭会」の功績の一つだったと、悟郎先生は明かす。

「元々この川(引用者注・江田川のこと)は、片石田で夏井川に合流する加路川に、山をへだてて平行して流れている夏井川の一支流であるので、村人は俗に『セドガロ』と呼んでいた」加路川流域に住む人間には、裏山の谷間を流れる江田川は「背戸の加路(せどのがろ)=裏の加路川」だった。探検に加わった当事者の一人の、貴重な記録である。「この川の上流はもの凄く険阻で、とても普通の人には入り込める所ではなかった。非常にたくさんの滝があり、すばらしい景観であることは、ごく限られた人々、鉄砲撃ちや、釣り人以外には知られていなかった」

「私たちは、綱や鉈(なた)や鎌などをもって出かけて行った。総勢十数名であった。心平さんは大いに興を起こして、滝やら淵やら崖やら、ジャングルに一つ一つ心平さん一流の名を創作してつけて行った。蛇や蟇にも幾度も出会った。/その後、心平さんはこれを旅行誌『旅』に紹介して、やがて、今日の有名な背戸峨廊になった」
つまり、「せどがろ」という呼び名がもともとあって、心平がそれに漢字を当てた、滝や淵の名前は確かに心平が命名した――命名までの経緯をみればそうなる。
最初は「せどがろ」だったのが、いつからか「せとがろう」と間違って呼ばれるようになったのだろう。第一、「背戸」は広辞苑でも「せど」であって、「せと」ではない。(2017.12.6 タカじい)



【参考記事・関連リンク】
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※注:参考記事・関連サイトとのリンク切れやオフラインでの閲覧を考慮し、そのまま転載させて頂いているデータもございます。

●磐城蘭土紀行「背戸峨廊(せどがろ)のいわれ」タカじい
●背戸峨廊の名付け親・詩人草野心平の故郷「草野心平記念文学館
●いわきの今むがし「行楽客を乗せ、江田信号所に停車」国府田英二氏
●I love switchback by Hideki Egami「江田信号所
●私の撮った鉄道写真「江田信号所(現:江田駅 磐越東線)」堀越通生
●SL蒸気機関車写真展「阿武隈高地を行く磐越東線」 田辺幸男のHP
●なめくじ会「D60が夏井川渓谷や小川郷の田園を走っていました
●鉄路のおもい 鉄道写真展示場「正月の磐越東線」山梨幸夫
●しゅうちゃんのお出かけ日記「No237 磐越東線
●2020.12.20「夏井川渓谷錦展望台(ドローン空撮)」SKY IWAKI
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●日暮しの記「水と新緑の渓谷 背戸峨廊
●登山・花日記「渓谷美・背戸峨廊
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●制作協力「Pierrolina 桐葉莉絵」K.K

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